工事の費用と業者選び


 

アンテナ工事を業者に依頼する場合、気になるのはどれくらいの費用がかかるかでしょう。必ずかかる費用は、アンテナ代、ケーブルや資材などの料金、そして工賃です。その他にも、必要に応じて分配器やブースターなどの料金やそれらの取り付け工賃、遠方の場合は出張費などがかかります。分配器は、UHFなどの電波信号を複数に均等にわける機器のことで、ブースターは、弱い電波を増幅させる機器のことをいいます。アンテナやブースターなどに関してはどこの業者も大体同じ価格ですが、工賃については業者によってさまざまです。それは、家によって工事の方法に違いがあるためで、詳しい工賃を出している業者が少ない現状があります。

そこで業者選びについてですが、アンテナ工事を専門にしている業者に依頼することをおすすめします。大手の家電量販店に依頼する場合は、実際の工事は他の業者に委託している場合が多く、直接アンテナ工事専門業者に依頼するより高くなる可能性があり、注意が必要です。

しかし、ただ単に費用が安いからといって、そこを選べば良いというわけではありません。アンテナ工事に関していろいろな選択肢を提示してくれたかどうかや、親切な対応で疑問点などをわかりやすく説明してくれたかどうか、という点も業者を選ぶ上でのポイントとなります。

アンテナの種類


地デジアンテナ工事を業者に依頼する前に、アンテナの種類について知り、自分がどのアンテナが良いか把握しておきましょう。

アンテナは一般的に、八木式アンテナとデザインアンテナの2種類に分けることができます。八木式アンテナは、魚の骨のようなデザインが特徴のアンテナです。地デジ化になった今でも多くの家で取り付けられていて、比較的安く購入することができます。しかし、風や雪などといった天気の影響を受けやすいため、注意が必要です。サイズは大きく、固定するための作業には危険を伴うため、取り付けは業者に依頼するのが良いでしょう。また、八木式アンテナには14素子や20素子といったタイプがあり、素子数に比例して感度も上昇します。しかし、感度が高ければ良いというわけではないので、周囲の状況などを考えて自分にあったものを選びましょう。

デザインアンテナはお洒落な外観で、色を選ぶこともできます。八木式アンテナと比較すると高額ですが、取り付けが容易にできる点などで優れています。強風に弱いため外壁やベランダに取り付けるのが一般的ですが、屋根の上に取り付ける場合と比較すると、電波状況が悪くなる傾向があるため注意が必要です。電波状況の調査を無料でしてくれる業者をさがし、依頼して状況を確認すると良いでしょう。

地デジアンテナとは


2011年7月より、テレビ放送は従来のアナログ放送から地上デジタル放送に移行しました。その背景には、家庭での情報取得を容易にする目的があります。情報化社会と呼ばれる現代において、テレビはパソコンなどと比較しても簡単に操作ができ、手軽に情報が得られる媒体です。また、電波の有効活用も目的の一つとして挙げられます。電波は周波数を変えることによって無限に利用できると思われるかもしれませんが、実際に使用できるのは一定の範囲内のみとなっています。携帯電話が一般に広く普及したことや、Wi-Fiの出現などによって、利用可能な周波数がなくなってきている現状があります。しかし、デジタル放送では、同じ周波数を用いて電波が混信しても、その影響がほとんどないため、周波数の利用可能な帯域を縮小することができます。

ただし、地上デジタル放送を見るためには地デジ対応のテレビか、または、デジタルチューナーを購入する必要があります。他にも、電波を受信するためにUHFアンテナと呼ばれる地デジアンテナが必要となります。UHFとは、極超短波という電波のことを指し、300MHzから3GHzまでが該当します。テレビ放送はその中の、470MHzから770MHzの帯域を用いており、13チャンネルから62チャンネルまで割り振られています。地デジアンテナを設置するにあたり、工事が必要となる場合もあります。当サイトでは、地デジアンテナの工事を業者に依頼するときにかかる費用や、業者の選び方などについて紹介しています。